ダニ媒介感染症に注意しましょう
ダニ媒介感染症は、病原体を保有するダニに刺されることによって起こる感染症のことです。重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介脳炎、日本紅斑熱、つつが虫病、ライム病などがあります。重症化すると命にかかわることもあります。
ダニがウイルスや細菌などを保有している場合、刺された人が病気を発症することがあります。全国的にも報告数が増えています。
マダニに咬まれないように予防しましょう
特にマダニの活動が活発になる春から秋にかけて、マダニに刺される危険性が高くなります。
草むらや森林など、マダニが多く生息する場所に入る場合には、十分な対策を行ってください。
・肌を露出しない服装をする
・足を完全に覆う靴を履く
・長袖、長ズボン、登山用スパッツ等を着用する
・明るい色の服にする(マダニを目視で確認しやすくなります)
・虫除け剤を使用する
・屋外活動後は、マダニに咬まれていないか確認する
マダニに咬まれたときは
マダニに咬まれた場合には、無理に引き抜こうとせず、皮膚科などの医療機関で処置をしてもらいましょう。無理に取ると、マダニの一部が皮膚に残ることがあります。
マダニに咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が認められた場合は、医療機関で診察を受けてください。受診する時は、(1)野外活動の日付け、(2)場所、(3)発症前の行動について、医師に伝えましょう。
詳しくは下記をご覧ください。
【厚生労働省ホームページ】
ダニ媒介感染症
(外部リンク)
【熊本県ホームページ】
マダニによる感染症に注意しましょう!
(外部リンク)