木の葉猿窯元
施設の情報
木葉猿
木葉猿は、猿をかたどった素焼きの土人形です。
木葉猿の歴史は1300年と続いており、723年、「虎の歯(このは)」の里に住んでいた都の落人が、夢枕に立った老人のお告げを聞き、木葉山の赤土で祭器を作って残りの粘土を投げたところ、それが猿に化けたという伝説から生まれたと言われています。江戸時代になると、窯元のある木葉が参勤交代の道中に位置したこともあって、木葉猿は全国に広まり、曲亭馬琴の小説「南総里見八犬伝」の挿絵にも描かれました。
木葉猿は悪病災難除け、子孫繁栄、安産子宝、魔除けのお守りとして古くから親しまれてきました。
木の葉猿窯元
町内で木葉猿が作られている窯元です。7代目永田禮三さん、8代目川俣早絵さんが制作を行っています。木葉猿の販売のほか、木葉猿体験粘土教室も行っています。また、年末には次年の干支の焼き物も販売しています。

木の葉猿窯元7代目永田禮三さん

体験粘土教室のようす
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