(目的)

第1条　担い手の減少、農業所得の減少等の要因により耕作放棄地が増加しており、その解消が喫緊の課題である。このため、農業者及び地域営農組織など(以下、「農業者等」という。)耕作放棄地を農地へ復元する者に対して、国、熊本県が実施する耕作放棄地対策事業と併せて耕作放棄地の復元のための助成金を交付することにより耕作放棄地を解消し、農業生産力の回復や美しい農村景観づくりに資することを目的とする。

(助成対象者)

第2条　助成対象者は、玉東町内の耕作放棄地を農地へ復元する農業者等とし、次の各号に掲げる全ての要件を満たすものであること。

(助成金額等)

第3条　助成金の額は、助成対象事業の申請面積に助成単価を乗じて算出するものとし、1千円未満の端数は切り捨てるものとする。

(交付手続)

第4条　助成金の交付を受けようとする農業者等(以下、「申請者」という。)は、助成金交付申請書(様式第1号)を、農業委員会を経由して町長に提出するものとする。

(作付状況報告)

第5条　助成金の交付を受けた農業者等は、再生された農地の作付状況について作付を開始した年から5年間町長に報告しなければならない。なお、報告様式は、助成対象事業実施要領の別記第1号様式及び第2号様式とし、作付状況を確認した日の翌年度の4月30日までに提出しなければならない。

(助成金の返還)

第6条　町長は、助成金の交付を受けた者が、次の各号のいずれかに該当したときは、助成金の全部又は一部を返還させるものとする。

(雑則)

第7条　この要項に定めるもののほか、必要な事項は町長が別に定める。